市政の動き−市政の動き

【17.12.20】12月議会おわりました

職員退職手当の引き下げに反対

市議会12月定例会が、20日終わりました。日本共産党議員団は、提案された33議案のうち、30議案に賛成し、3議案に反対しました。

反対した議案とその理由は、

1.一般会計補正予算(第6号)…布袋駅東複合公共施設用地取得のための、物件調査委託料が含まれているため。地権者同意が完全に得られておらず事業を進める前提が整っていない。民間事業者の参入と事業展開が優先され、地元住民の望む施設となる保障がない。民間事業者が撤退した場合など最終的に市が責任を負うリスクが高いなどのため。


  2.市職員退職手当支給条例等の一部改正について…賃金の後払いであり退職後の市職員の生活を支える退職手当を、法的根拠のない「人事院見解」にもとづき、一人平均78万円もの額を、退職目前の来年1月1日施行で引き下げる内容であり、5年前の3年連続引き下げと合わせ1人460万円もの大幅引き下げとなる。市職員組合の了解を得ずに提案されているなどのため。

3.一般会計補正予算(第7号)…市職員の退職手当引き下げを含んだ予算であるため。

上記1.の議案は掛布まち子議員が、2と3の議案は東よしき議員が討論を行いました。


  12月議会では、5月1日にオープンする新体育館を「江南市スポーツセンター」とし、新使用料を定める条例改正も可決しました。

トレーニング室とフィットネススタジオは、1回券500円、月会費4000円。

頻繁に使用する人のために、今回初めて、お得な「月会費料金」が導入されました。多くの市民が新しい施設を存分に使って健康づくりをしてほしいものです。さらにこの趣旨を市立の他施設にも広げ、老人福祉センター、布袋ふれあい会館の風呂料金やパークゴルフの料金にも、割引き料金制度を導入してほしいものです。

新体育館に対し、企業に命名権を買ってもらう「ネーミングライツ」を募集した結果、KTX株式会社が選定され愛称が「KTXアリーナ」と決定しました。契約期間は2018年4月から5年間。命名権料は年間150万円となりました。

 

▲ このページの先頭にもどる