市政の動き−市政の動き

【16.08.08】尾鷲市議会でタブレット導入の成果を研修

十分な研修が不可欠

  8月8日、ICT推進検討委員会7名に副市長も同行して尾鷲市を訪問。

 昨年11月から議会と執行部が同時にタブレット端末を導入した経緯と成果を研修させてもらいました。導入を中心になって進められた市議と、議会事務局、総務課の方々にていねいに説明をしていただきました。

 尾鷲市では、議会側主導で議員13名分と執行部用29台のタブレットを公費で導入。議員分は市からの貸与品の扱いで通信費も全額公費負担。庁舎外に持ち出し使用できますが、私用での活用は不可とのことでした。

 庁舎3階部分のWi-Fi環境を整備し、市職員は本会議場など庁舎内で使用しています。執行部側としては、議案書などの印刷、製本、差し替えの手間と人件費が省け、また市議への連絡や資料提供なども迅速に行えるようになり、大いに助かっているとのことでした。

 

   しかし、議員全員が十分に活用できていない状況がやはりあって、今後の課題のようでした。導入する上では事前に十分に必要性を議論し研修を重ね、導入後も活用方法の研修が欠かせないと感じました。

 自然豊かな尾鷲市観光パンフレットなどを沢山いただきましたが、どこにも寄る時間なく、パンフレットを眺めつつ帰路に着きました。(写真は尾鷲市市勢要覧、お魚図鑑パンフレットより)(掛布まち子記)

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