【16.03.30】議会のペーパーレス化の取り組みを研修

安城市議会ＩＣＴ推進基本計画にもとづき推進

３月29日（火）、江南市議会広報編集特別委員会７名と議員有志数名で、タブレットを導入しペーパーレス化を推進するなど精力的にＩＣＴ化をすすめる安城市議会の取り組みを視察研修しました。

　安城市議会では、昨年６月に「議会ＩＣＴ推進プロジェクトチーム」を組織し、市議会の効率的な運営、開かれた議会の実現をめざす２０１５年度から５年間の「安城市議会ＩＣＴ推進基本計画」を策定。

スマホやタブレットでの議会録画映像の視聴への対応、委員会や全員協議会のネット生中継、ペーパーレス会議、本会場や委員会室のWi-Fi化など、２７項目の具体策と実施時期を計画に盛り込みました。

　

これに基づきタブレット端末を議員全員に配布し、２０１６年3月議会から議案書、議案説明書の電子化によるペーパーレスの議会審議・運営を試行しています。取り組み概要の説明を受けた後、実際に議員が用いているタブレットを使って、活用方法を実習させてもらいました。

　議会ごとに蓄積される膨大な資料を整理しきれず、常に資料を探し回り、審議にしっかりと活用できていないのが現状です。ＩＣＴ化による効率化、迅速化で議会活動が活性化し、市政への監視能力、政策提案能力が強化できれば魅力的です。

しかし、まだまだシステムは開発途上で今のところ使い勝手が良いとは言えませんでした。今後に期待したいと思います。

　安城市議会のスピード感あふれる取り組みには驚かされました。ともかく急速に進化するＩＣＴを利活用し、市議会活動のレベルアップを図る必要性は十分に認識することができました。(掛布まち子記）