市政の動き−市政の動き

【15.11.05】約2億円の歩行者用横断橋が姿現す

費用対効果は?

  今年度末完成をめざし愛知県が5年がかりで進めている前野町、江森町境の青木川拡幅工事の現場に、名鉄犬山線をまたぐ歩行者用の立派な跨線橋が姿を現しました。(写真上下とも)

河川拡幅工事と現場周辺の住民から寄せられた浸水対策を県に要望するため、県一宮建設事務所を訪問。ついでに市民から「一体、あれは何?」と疑問の声が上がる歩行者用横断橋について詳細を確認しました。

この歩行者用横断橋の費用は約2億円とか。河川工事にともない廃止した歩行者用14号踏切の代替施設として、近隣住民から要望が出て建設されたとのことですが、横断橋の目の前、わずか徒歩1〜2分のところにすでに跨線橋(車、歩行者用)があり、近隣の方々も「これは高校生でも渡らないのではないか」と早くも心配しています。

完成後は、県から江南市に譲渡され、市道として江南市が維持管理する予定と聞き、さらにビックリ。

愛知県といえば、白線が消えたままの横断歩道、修理されない県営住宅、国保税への県補助ゼロなど市民生活に関わる要望は山のようにあるのに・・・。大切な税金、もっと有効な使い方はなかったのでしょうか。

 

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