市政の動き−市政の動き

【15.10.26】第2回の市総合教育会議を傍聴

教育大綱骨子(案)が協議されました

  10月26日(月)、第2回の江南市総合教育会議が開催されたので、傍聴に出かけました。

来年度から4年間の江南市の教育、学術、文化の振興に関する施策の根本的方針である「教育大綱」を市長が教育委員会との連携協議のもとで策定することとなっており、会議では初めてとなる教育大綱骨子(案)を市長が提示し、教育委員の皆さんがこれに対し意見を述べる形で進みました。

基本方針は、市の戦略計画(長期総合計画)に基づいて立てられ、具体化となる重点施策には、市長の施政方針が盛り込まれました。

重点施策の第一番に、市長方針であるコミュニティスクール事業推進が掲げられていました。会議ではこの方針についての議論も交わされ、興味深く聞き入りました。

日本共産党議員団は、6月議会補正予算の討論で、コミュニティスクールを市内全小中学校に広げることに反対を表明しましたが、教育委員の中にも慎重論があることがわかり少しほっとしました。

過労死ライン超えの超多忙な教職員の勤務実態や、増税負担増と社会保障の改悪続きで厳しくなる一方の市民生活など、老人会も減少するほど地域のゆとりと活力が奪われている実態を直視し、拙速なコミュニティスクールの実施は無理があるし、止めるべきだと思いました。

他にも図書館司書の増員による、学校図書館の充実強化の意見には大賛成。
教育委員の方々の様々な意見や問題意識を知ることができ、有意義な傍聴でした。(掛布まち子記)
 写真は、消防観閲式(10月25日)での消防団による階梯操法。ガンバレ、江南市消防団!


 

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