市政の動き−市政の動き
【15.07.02】戦争法案反対の願い、市議会に届かず
市議会6月定例会おわる
江南市議会6月定例会が7月1日に閉会しました。
戦争法案反対尾北実行委員会が提出した「憲法9条に反する『安全保障関連法案』に反対する請願」に対し、採択すべしと賛成したのは、日本共産党議員団3人と社民党、民主党の計5議員だけで、他の自民党系2会派と公明党議員団は反対。請願は5対16で不採択とされ、市議会は市民の願いに背を向けました。
賛成討論には日本共産党の森ケイ子議員と社民党の山としひろ議員が立ち、傍聴の市民多数が見守る中、「最新の国会論戦でも政府の論理は完全に破綻し、憲法に明確に違反する法律は廃案しかない」とそれぞれ渾身の訴え。
一方、不採択の立場から幅章郎議員が討論を行い、「国際社会の安定が我が国の平和につながる。北朝鮮や中国などの新しい脅威のもと、一国だけで安全を守ることができない」などと述べました。