市政の動き−市政の動き

【15.06.29】戦争法案反対の請願を総務委員会が不採択

市議会の良識を示したい

  江南市議会6月定例会に800筆余の署名とともに市民団体が提出した「憲法9条に反する『安全保障関連法案』に反対する請願」は、6月25日(木)の総務常任委員会の審議の結果、賛成少数で不採択となってしまいました。採択すべきと賛成したのは、日本共産党の森ケイ子議員と社民党の山としひろ議員の2人だけでした。

審議に先立ち、請願者である「戦争法案反対尾北実行委員会」の5人が30分にわたって「戦争する国にさせてなるものか」と思いをそれぞれ懸命に陳述。その後、審議が行われましたが、市民の思いは届きませんでした。

全国で、憲法違反の戦争法案反対の世論が急激に高まり、世論調査でも今国会での成立反対が約6割。賛成の倍以上になってきました。自民党勉強会での言論弾圧の暴言や沖縄県民への侮蔑発言は、安倍政権とその支持母体の危険な本音が漏れ出たもので、日本新聞協会が抗議の声明を発表し「平和と民主主義守れ!」「戦争法案廃案!」の世論はさらに強くなっています。

すでに戦争法案反対の意見書を採択ずみの扶桑町議会に続き、犬山市議会、岩倉市議会、大口町議会も慎重審議をもとめる意見書を採択しました。

江南市議会全体で請願の賛否を決めるのは最終日の7月1日。「国際平和都市宣言のまち・江南市」の議会として良識を示したいものです。ぜひ、みなさんで傍聴してください。

▲ このページの先頭にもどる