活動日誌−東奔西走

【15.08.23】日中戦争に反対した、真宗大谷派の僧侶がいた

戦争は害悪である

   8月22日(土)、国賠同盟尾北支部学習会が開催されました。

 日中戦争が始まった時、「戦争は害悪である。この戦争は侵略である」と説き検挙され、本山からも布教使資格のはく奪処分を受けて終戦の年に世をさった、真宗大谷派の高僧・竹中彰元の生き様に学びました。

 竹中彰元は、岐阜県不破郡岩手村(現在は垂井町岩手)の明泉寺住職。

 大谷派をはじめ大多数の宗教者が率先して戦争に協力し、自由にものが言えない時代。仏教の教えである「不殺生戒」を守ろうと、戦争反対の信念を曲げずに貫いた竹中彰元の勇気には、今の時代に通じるものが多く教えられました。

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