活動日誌−東奔西走

【15.08.20】学校給食でもアレルギー対応食の提供を

扶桑町給食センターの取り組みを研修

8月19日、調理を行っていない夏休み期間を利用して、扶桑町立学校給食共同調理場を訪問。学校栄養士や場長の方々から、アレルギー対応食の提供の取り組みについて説明を受け、場内を案内してもらいました。

 

 

4年前に新築された扶桑町立学校給食共同調理場(3300食)では、江南市学校給食センターでは行っていない、個々の児童生徒に応じたアレルギー対応食(35名分)を提供しています。

アレルギー対応食専用の調理室(写真上)、調理器具、配送用食器(写真下)などが整備され、保護者、担任、養護教諭、給食担当教諭、栄養士、調理員が綿密な情報共有のもと、食物アレルギーの子どもたちのための除去食や代用食が作られ、万全の安全管理のもとで提供されていました。

 

  卵、牛乳をはじめ、小麦やごま、ピーナッツ、えび、かに、最近ではキーウイや桃、バナナといった果物にまでアレルギーをもった子どもたちが増えているとのこと。個々の症状に応じた、きめ細かな対応にすっかり感心させられました。




アレルギーの子をもつ保護者の中には、小学校入学前にわざわざ扶桑町に転居する人も多いとのこと。江南市の古い給食センターでは、とても不可能なことなのかと、ため息が出るばかりでした。(掛布まち子記)

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