活動日誌−東奔西走

【14.08.18】市民の力で再生可能エネルギーを普及

愛知・おひさま自然エネルギー(株)を訪問

   8月18日(月)市議団など5人で、愛知・おひさま自然エネルギー(株)を訪問。注目を集める市民の出資による太陽光発電普及の取り組みについて伺ってきました。

 「安全な自然エネルギーが広まってほしい」と願う市民の想いを出資金として集め、小中学校など公共施設や民間事業所、工場など一定の広さのある屋根を借りて、市民の手で太陽光発電を設置するプロジェクトです。発電した電気は全て中部電力に買い取ってもらい、収益に応じて出資者に配当金を支払い、屋根貸しに対しても利益を還元します。

 太陽光パネルは地元中小企業が施工業者となって設置し、保守点検も行います。おひさま自然エネルギー(株)は出資金の募集運用を受け持ちます。

 先進的な長野県飯田市の取り組みに学んだもので、すでに西尾市では地元商工会議所が中心となり6億円の出資金を集め、「にしお市民ソーラー事業1号株式会社」が市所有地に2000kwの太陽光発電を設置し、運営しています。出資者への予定利回りは年2.5%で、一部は地元特産品で還元。地域経済の活性化、自然エネルギーの地産地消を実現させています。

 豊明市でも出資者を募集中で、市内7小学校の屋根を借りて計256kwの太陽光発電の設置が進められています。

 江南市でも行政と市民、事業者が力を合わせて、子どもたちの未来を拓く市民発電所ができないものでしょうか。

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