活動日誌−東奔西走

【14.08.10】いまこそ国際平和都市宣言をいかす時

心に響く被爆者の平和の誓い

   9日、長崎市で開催された原水爆禁止2014年世界大会と市主催の平和式典。一刻も早く非人道的な核兵器を世界中からなくせと、被爆地から大きな大きな叫び声が挙がりました。

 長崎市長の平和宣言も、被爆者代表の平和への誓いも、安倍政権の戦争する国づくりへの動きを強く批判。特に被爆者代表の女性は被爆3世の幼い孫娘までも失った悲しみを語り、「今進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙」と安倍首相を前にして堂々と訴えました。胸にずしりと響きました。

 江南市が主催し8月1日に開催された「平和祈念戦没者追悼式」でも、市内遺族代表の方が、戦争の悲惨さを理解しない今の政治家たちを批判する言葉を述べられました。

 ここに、江南市は一日も早く核兵器を撤廃し、国際平和を実現するため平和行政を推進し、国際交流を活発にして、相互の理解を深めることを目的とした「国際平和都市」を宣言します。(1986年2月)・・・市の追悼式で子どもたちが読み上げてくれた江南市の平和都市宣言。

 嫌韓嫌中思想が巷にあふれ、従軍慰安婦や南京大虐殺までも否定し戦争する国への動きが加速する中、今年は平和都市宣言がとりわけ重いものに感じられました。

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