活動日誌−東奔西走
【14.08.07】原爆忌に平和誓う
感動の平和宣言
69回目の広島原爆忌の8月6日。広島平和記念式典の様子を夜、録画で視聴し、広島市長の平和宣言に感動しました。宣言では
「脅し脅され、殺し殺され、憎しみの連鎖を生み出す武力ではなく、国籍や人種、宗教などの違いを超え、人と人との繋がりを大切に、未来志向の対話ができる世界を築かなければなりません」
「絶対悪による非人道的な脅しで国を守ることを止め、信頼と対話による新たな安全保障の仕組みづくりに全力で取り組んでください」
「日本政府は我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している今こそ、日本国憲法の崇高な平和主義のもとで、69年間戦争をしなかった事実を重く受け止める必要があります」
「そして今後も名実ともに平和国家の道を歩み続ける」ことを求めました。
目の前で聞いていた安倍首相は、どう思ったのでしょうか。
一方、7月下旬から江南市主催の「世界平和を願うパネル展」が市民文化会館などで開かれ、8月3日(日)には朗読の会「ゆうすげ」による、原爆朗読劇「その日はいつか」が行われました。
終了後には、ボランティアの方々の協力で戦時中の「すいとん」がふるまわれました。すいとんはダシがよく効いた美味しいものでしたが、年配の方から「戦時中はどんぐりの粉が入った塩味だけで、こんなに美味しいものではなかったよ」と感想が。
パネル展は、原爆被害のパネル、戦時中の実物資料の展示とのことでしたが、なぜか今年から「自衛隊の平和活動」と称して「東日本大震災の救援活動」の写真が壁一面にずらりと貼りだされていました。
なぜ、ここに自衛隊の写真があるの? 強い違和感を持った市民も多かったのではないでしょうか。