活動日誌−東奔西走

【13.04.24】市民の意見をいかしたバス実現へ学習会

タウンバス問題学習会が開催されました

 4月22日(月)タウンバスを実現する会主催で、市民の意見を生かした公共交通の実現のためにと題して「タウンバス問題学習会」が開催されました。
講師は東海自治体問題研究所事務局長の可児紀夫さん。国土交通省中部運輸局で地域交通の企画部門に携わり、岐阜市職員として市民とともに運動を創りあげた経験があり、現在は地元で民生委員も勤めている方です。
   

 「交通政策は、福祉、医療、教育、産業、観光などの政策の土台にあり、交通政策がしっかりと位置づけられなければ、まちづくり全体が揺らぐ」「誰もが利用しやすい公共交通は、外出機会を増やし、医療費や社会保障費用の削減につながる。社会全体の利益になる。」など、交通だけ切り離して考えるのではなく、まちづくりの中心として全体のなかでとらえる必要性を強調。
 またコミュ二ティバスを走らせる運動について、「まず学習活動が必要。どのようなバスを走らせるかという問題から入るのではなく、交通だけでなく各地域が抱えている問題をつかみ、福祉・高齢者など様々な団体と共同して、あせらず、やれるところから進めていくことが大切ではないか。」「地域のみなさんと行政や交通事業者を呼んで、懇談会を開き、地域の要求を聞き取り、市民といっしょに作り上げていく姿勢が大事」「公共交通が良いところは、住民自治が良い」などと述べられました。

 江南市では、交通問題について3000人対象の市民アンケートを5月下旬頃に実施する予定です。アンケートだけでなく、市職員がもっと地域に飛び込み、十分に市民の意見を聞き実態をつかんで交通政策を作り上げていくことが大切ではないでしょうか。
 この学習会には、3人の党議員団も参加しました。

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