活動日誌−東奔西走
【12.03.20】完成間近の青木川放水路事業を見学
1981年(昭和56年)に着手した青木川放水路事業が、実に30年余の歳月を経て一部700mを残して完成し、間もなく通水するということを聞き、その前に放水路の中も見せていただこうと、議員団3名と市民合わせて11名で見学してきました。
青木川放水路は、大口の昭和川から江南岩倉線の道路下を、名鉄の線路下もくぐり、大きい個所では巾6.2m、高さ4.7mのボックスや管が、宮田神明の排水機場まで全長5,155mにわたって埋設され、豪雨や洪水の際には、昭和川・青木川(宮後)・般若川(高屋)の水を分水池に流入させ放水路を通って、排水機場から木曽川に放流する仕組みです。
管の中にも約6万トンの水をためることができるというものですが、昨年8月の集中豪雨の際には、すでにH7年から供用開始されていた般若川下流で大きな被害が出ました。
数百億円の巨費を投じて行われた事業です。
引き続きその効果についてしっかりと見ていく必要があります。