活動日誌−東奔西走
【10.08.9】 語り継ぐことの大切さ=ゆうすげの会の朗読劇を鑑賞
原爆の悲惨さと平和への思いを綴る「その日はいつか」
江南市民文化会館展示室で開催されている「平和を願うパネル展」の会場で、8月8日(日)10時30分から、朗読の会「ゆうすげ」のみなさんによる、構成詩「その日はいつか」が上演されました。舟木淳さんの演出によるもので、峠三吉の詩をベースに、被爆者の手記や詩、俳句、短歌などを織りこみ、兄妹や両親を亡くしたつらい体験や、原爆の悲惨さと平和への思いが8人の語り部によって切々と、語られていきました。 65年前に何があったのか、特に若い人たちに語り継いでいかなければなりません。この日の観客は年配の人が多かったけれども、会のみなさんは、学校でも上演されるとのこと。これからの活動に期待し、来年もぜひ上演を続けていただきたと思いました。
また江南市の平和を願うパネル展は、10日〜13日まですいとぴあ江南で開かれています。子どもさんと一緒に見に行って家族で話し合えるといいですね。
世界平和を願うパネル展 会場
原爆孤児
父も母も兄弟も
身寄り一人いなくなり
その日から食べ物をあさり
野宿し
着替えもなく
盗みをしなければ生きられませんでした
(略)
心を支えてくれる
家庭もふるさとも
すっかりなくなりました
イラク・戦火の中の子どもたち