活動日誌−東奔西走
【09.07.10】生き生きと報告=しらゆり大会
安心して地域で暮らすことができるように
7月8日(水)午後1時30分から江南市民文化会館会議室で、精神障害者の社会復帰を支援する社会福祉法人しらゆり福祉会としらゆり後援会、しらゆりワーク(旧しらゆり作業所)の総会と講演会が行われました。
総会では来賓あいさつや福祉会などの報告の後に、しらゆりワークの報告があり、通所しているメンバーが個性あふれる報告をしました。ミスターしらゆりさんは、干物類の販売などの活動とともに自作の短歌と得意の歌声を披露。クッキー班は、新たにクッキー作りに挑戦している様子を報告。クッキー買ってきました、おいしかったです。
新メンバー2人が自己紹介「規則正しい生活になって、6kgも体重が減った!」などなど楽しい様子が伝わってきました。
休憩時間の再現では「野球解説者」も登場。今年のセ・パ両リーグの優勝から各優秀選手の予想までテレビ解説者さながらの開設で、日常の作業所の様子が分かる楽しい報告でした。
家族会や講演会の報告の中に今後のテーマとして、グループホームの設立があり、積み立ても始めているとのことでした。障害者自立支援法の問題や医療費助成の不十分さなど問題は山積しています。
社会が病んでいるとき、心を病む人も増えてきています。こうした人々のオアシスとしてしらゆりの存在はますます重要になってきています。
行政も地域もしっかり応援していくことが大切であり、多くのことを学ばせていただきました。(森記)