市政の動き−市政の動き

【23.10.26】2023.自治体キャラバンが江南市に

自治体キャラバンが江南市に

  10月18日、愛知自治体キャラバン実行委員会の要請団が、江南市役所を訪問。
1時間にわたって、医療、介護、福祉など社会保障の施策拡充を求めて市当局と懇談しました。

事前アンケートの回答に基づいての懇談でしたが、出された質問と回答は次の通りでした。

1、安心できる介護保障

〇介護保険料・利用料など
Q 利用料が1割から3割になった人があり、利用控えが起こっている。訪問介護の利用負担額の20%助成が終了し、新たな減免制度を検討しているとの事だがどんな制度か。

A 今まだ公表できる段階ではない。 審議会などを経て、決まったら速やかに議会に報告する。


〇介護の基盤整備
Q 江南から一宮の特養に来る方が多い。特養を江南で新設すべきではないか。
A グループホームなど新設されている。意見として承る。


〇介護の人材確保について、夜間配置を2名以上にするよう人材確保を求める要望が出されました。


  2,国民健康保険の改善

●国保税の引き下げ
Q 繰越金と基金を使えば、一人29,400円の引き下げができるはずだが引き下げの予定はないか。
A 今後の急な値上げにならないように、令和5年度で一般会計から3億円くり入れ、今年度末に基金残高は億円になる。予定通り一般会計からの繰入金をへらしていく。


●国保の減免制度充実

Q 要件に失業、休業が入っている。休業しなくても、収入が減った所には減免できるように要件をかえられないのか。
A 実際の運用では失業、休業でなくても、大幅に収入が減っていれば、相談に乗っている。


Q 子どもの均等割減免の拡大はできないか。
A 国が実施するよう要望していく。


3.生活保護

●扶養照会をやめるべき
Q 扶養照会をしても援助をえられるのは0件で、職員の負担が大きいだけなのでやめたほうがいいのではないか。
A 経済的な支援は0であったが、交流できるようになって精神的な支援を得られた例はある。しかし職員の負担も大きいので検討していく。


4.子育て支援
●保育園の大規模民営化の中止を
Q 2園を統合して200人以上の大規模な民間保育園をすすめているが、朝夕の交通量がとても多い所で危険が大きい。どう考えているのか。色々言いたいことがたくさんあるので、今後懇談を持ってほしい。
   
Q 身近なところに保育園をと市立保育園を18園つくってきたのを、簡単に11園にへらすことはしないで欲しい。
A 民間、公立それぞれの地域にあう特色を生かした保育園を作っていく。

要望 民間になると障害児保育が少なくなることがある。そういうことがないようにしてほしい


8,予防接種

Q インフルエンザ予防接種は2回接種が必要な小学生以下の子ども達への助成がぜひ必要。健保などでは子どもへの助成もある。国保でも実施してほしいがどうか。
A ワクチンは重症化を予防するもので幅広く助成対象を考えて、帯状疱疹への助成を始めた。大変喜ばれている。

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