市政の動き−市政の動き

【22.05.15】学童保育の待機解消を

市長との交渉に同席しました

  5月15日(日)、学童保育・子育てを考える会の皆さんの市長交渉に同席しました。

学童保育で年度はじめから待機が発生し、5月になっても通年利用(1年をとおして利用する学童)の待機が解消していません。「このままでは仕事をやめなければならない」など、考える会で実施した保護者アンケートに待機解消への切実な要望が多く寄せられたため、日曜日に市長、部長、課長などの出席を求め一点に絞っての交渉が実現しました。

事前に市から提出された各学童保育の待機児童数では、市内10か所のうち5か所で、通年利用で計36人もの待機があり、高学年がほとんどというものの期限後に申し込んだ低学年の学童も含まれるとのことでした。

待機解消がなかなか進まない原因は、市によれば、支援員の確保が難しいこと、6年生までの対象年齢拡大や開発による布袋地区での子育て世代の増加、共働き家庭の増加で、希望者に対し施設が不足していること、新型コロナ感染防止のために受け入れ可能数いっぱいまでの受け入れができなくなっていることなどがあげられます。

市は通年利用の待機解消のために、開設していない古南小分室と古西小プレハブ施設を常時開設できるように学校側と協議中であること、受け入れ可能数いっぱいまでの受け入れが感染防止対策上可能かを議論していくことを明らかにしました。
また、長期利用(夏休みなど長期休業中のみの利用)でも計69人の待機が発生していることについては、余裕のある他小学校区の学童保育での受け入れや市内他施設の活用、支援員の確保で、夏休みの待機は解消するとの回答がありました。

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