市政の動き−市政の動き
【22.03.28】市内事業者支援で、江南もキャシュレス決済20%還元事業
市内事業者支援で、江南もキャシュレス決済20%還元事業
3月定例会補正予算に、江南市キャッシュレス決済ポイント還元事業8853万6千円が計上されました。財源は、新型コロナ臨時交付金を充てる予定です。
新型コロナ感染拡大の影響を受ける市内店舗における消費喚起と、非接触のキャッシュレス決済を推進することが目的とのことです。
市内のキャッスレス決済加盟店でスマートフォン決済アプリを利用して買い物した人に対し、支払額の20%を還元。対象店舗は、大型店、コンビニなどのチェーン店、公共サービス、病院、薬局、金券ショップを除きます。
実施期間は2022年7月1日〜8月31日の2か月を予定。ただし還元ポイントの上限は1回1,000円。2か月間で1決済アプリにつき5,000円が上限。
議案質疑の中で、市内中小店舗のうちキャッスレス決済加盟店数が、決済大手3社でのべ2200店舗あること。対象店舗は各アプリで確認可能なこと。スマホ操作に不慣れな高齢者が還元事業から置き去りにされる恐れについては、決済アプリ事業者や市が講習会を行う予定であるとのことでした。
この事業は、プレミアム付き商品券発行のように余分な発行経費はかからない面がある一方で、期間中に市内対象店舗で買い物をすれば市外の人も還元を受けられる上、すぐにポイント還元されないため消費喚起の効果、波及効果の確認が難しい難点も挙げられます。近隣では、岩倉市、一宮市が既に同様の事業を実施ずみとのことでした。