市政の動き−市政の動き

【21.07.27】新ごみ処理施設の入札、答申通りにやり直し

組合議会で、方針了承

  7月27日、尾張北部環境組合の臨時議会、全員協議会が開催され、傍聴しました。

6月25日の公正入札監視委員会からの答申を受け、以下のような組合の方針が発表され、了承されました。入札に対する組合の今後の方針は

1.答申を尊重し、中断中の入札については再開することなく中止をする。

2.用地取得の進捗、未取得地を除いた施設配置の可否の検討などを踏まえ、施設配置の確実な見通しが立った後に、改めて入札を公告する。(用地取得を優先する)

3.再度公告入札にあたっては、答申にある提言(*)も考慮した基本設計を再度行う。



 

*答申3項目は
・敷地外土木工事は分離して別途発注する。
・用地造成工事については、企業の参加をさらに促すため、地域要件を拡大する方向で見直す。
・入札にかかる情報を適宜住民に公表する。



答申内容を、忠実に尊重した組合の対応に一安心でした。事業は大幅に遅れることになり、そのための追加費用も生じますが、債務負担行為限度額429億円もの巨額事業だけに、一点の曇りもない公正公平で透明性のある入札が不可欠です。


質疑の中で、3建設業者が保有し組合が未取得の3筆について「地権者から譲るとの前向きの返事をもらっている」ことが分りました。組合は用地の確保を最優先し、その後に入札のやり直しを進めることを明らかにしました。

▲ このページの先頭にもどる