市政の動き−市政の動き

【20.01.20】みよし市学校給食センターを見学

市内1か所7200食を配送

  みよし市の現学校給食センターは市内中心部に1か所のみ。小学校8校中学校4校、公立保育園7園(1000食)の合計7200食を作っています。竣工は2003年4月。


新しい施設とは言えませんが、建設当時の基準にもとづいた構造でドライシステムが採用されています。現在までに、問題となったつり天井の改修、空調設備の改修を順次進めていました。



建設当時は、アレルギー対応給食の位置づけがなかったため、江南市と同様に、アレルギーを持つ児童生徒に対しては、献立に含まれる詳しいアレルギー物質表を配布して注意喚起を行い、無配膳の対応を行っており、今後の検討課題となっていました。



変わっていたのは、調理業務と食材調達を民間営利企業ではない「みよし市給食協会」(学校給食センター内にある)に委託していたことでした。三河地域の自治体ではこのような給食協会があるところが多いそうです。
調理員は全員が「給食協会」の所属。市正規職員と違うのは7時間勤務となっていたことでした。

  みよし市学校給食センターでは以前から保育園給食も作っており、その流れでずっと保育園にも配食しています。市栄養士が、県栄養士作成の小中学校むけ献立を園児向けに手直しをしたり、刻み方や味付けを園児向けに変えているそうです。



保育園内の配膳室でも、配送された給食を衛生管理に注意して刻み直したり、小中学校が長期休暇中など学校給食センターの稼働しない日は、簡易なメニューを各園で調理しているそうです。
江南市は保育園給食のセンター化を検討の結果、取りやめにしましたが、やはり課題が大きいと感じました。




みよし市の給食食器が展示されていました。環境に配慮した強化磁器のお椀とお皿でした。
強化磁器も落とせば割れるそうです。

エコ強化磁器とは、割れてしまった強化磁器のカケラも原材料に再利用して作られた食器とのことでした。


江南市の学校では依然としてメラミン食器のままです。
新センターになった際には、ぜひ強化磁器食器に変更してほしいものです。

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