市政の動き−市政の動き
【19.08.23】9月議会の主な議案
会計年度任用職員制度の条例案が提案
9月議会は、前年度の決算認定が主な議案です。
今回は、決算認定の他に、重要な条例案が多く提案されています。
十分に慎重な議論が必要です。
主な条例案は
1.会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例
非常勤職員(臨時・パート)の任用要件を厳格化し、新たに会計年度任用職員制度を創設し期末手当等を支給する内容。2020年4月施行。あいまいな定義、1年ごとの競争試験、正規職員の置き換えにならないか、現在の非常勤職員の処遇悪化につながらないか、民間委託に道をひらくものにならないかなど疑問点が多く、慎重な議論が必要です。
2.中小企業振興基本条例の制定
小規模企業者、小規模事業者を含む中小企業者が地域経済の重要な担い手であることを認識し、市民・企業・行政の総力を結集して、中小企業の振興を図るための条例。
3. 幼児教育・保育無償化の対象外で自己負担となる額について、根拠規定を新設するための条例の改正(市立保育所設置条例の一部改正、わかくさ園設置条例の全部改正)
4 土地開発基金の設置及び管理に関する条例の一部改正について
土地開発基金の額を7679万円増額する。土地開発公社に貸し付けて、江南通線の残り2筆を先行取得するための資金として提供する。
5.市立図書館に係る第4期の指定管理者の指定について
第4期の指定管理者を大成(株)。期間は令和2年4月1日〜令和4年3月31日。第4期2年間の限度額1億1558万4千円。布袋東複合公共施設への移転をふまえて、2年間は公募によらず任意指定する。
6.水道事業給水条例等の一部改正
2020年4月から水道料金を平均18%値上げする改正案。基本水量を廃止し口径別料金制に。