市政の動き−市政の動き
【18.09.28】保育園給食は自園調理継続
学校給食基本計画策定委員会を傍聴
第三回学校給食基本計画策定委員会を傍聴しました。
基本方針案についての議論が行われた結果
検討課題となってきた、保育園の自園調理の継続が基本方針案に盛り込まれることになりました。
理由として
「発達段階に配慮した離乳食の提供や、アレルギー原因物質が多岐に渡り、かつ、発症の危険性も高い低年齢児への対応については、これまで実施してきたきめ細かな対応が引き続き重要を考え、自園調理を継続していくこととする。」とのことでした。
この判断にいたった理由として、その他に
保育園給食をセンター給食からの搬入とすると
・調理ラインを保育園専用で設ける必要がでてくること。
・小中学校の長期休暇中は、保育園のラインのみ稼働させることになり非効率となること、なども。
アレルギー食の対応案としては
これまで、除去食対応のみの方針でしたが、新たに、代替食対応についても
導入の可能性について今後も検討し、実施にあたっては、安全性を最優先することとし、無理な対応は行わず、ハード面ソフト面が十分に整備されるなど全ての準備が整った時点で行うこととする。とのことでした。
他に、給食の提供方式、運営業務の民間委託、事業手法、建設候補地選定の考え方が示されました。
給食の提供方式別の優位性の判断では、「1センターに統合」がもっとも優位な配点となりました。
調理業務の民間委託では、新センター稼働後からではなく、老朽化した現給食センターの段階から民間委託を考える方向が追加で出てきました。正規調理員の不足が原因とか。
正規調理員の退職不補充の方針を撤回し、正職員をきちんと採用すれば良いだけではないでしょうか。今後も、安全安心な給食も求めて、さらに真剣な議論が必要です。