市政の動き−市政の動き
【18.07.03】公共施設の危険ブロック塀撤去へ補正予算
党議員団、市長にブロック塀等の安全対策を求める要望書提出
大阪北部地震で倒壊した小学校ブロック塀の下敷きとなり、小学生など2人の尊い命が奪われました。この痛ましい事故を受け、江南市内でも保育園や小中学校、公共施設のブロック塀等の安全点検が行われました。
この結果、市内では15小中学校のうちの12校、保育園では3園、その他、公民館や児童公園、市役所等の敷地内で危険なブロック塀が見つかりました。
これを受けて市は、これらブロック塀を撤去しスチール製フェンスに付け替えるための補正予算を7月20日招集の臨時議会に提案することを発表しました。
すでに市内保育園では、危険な塀を緊急に撤去したり、園児が近づかないよう赤いコーンやテープで注意喚起を行っています。各小学校では通学路周辺の安全点検を行い、通学路を変更したところも出ているようです。
日本共産党議員団3人は7月3日(火)、市長に対しブロック塀等の安全対策を求める要望書を提出し、副市長、教育長、担当部長らと懇談。
ブロック塀にとどまらず、部活動室や物置、門扉、石柱、周辺フェンス等の危険箇所の安全対策と、教室内のガラス飛散防止対策を求めました。
また、通学路沿いにある民間の危険なブロック塀の撤去と改修を促進するために、現在ある「生け垣設置補助事業」に加え新たな助成制度を創設するよう申し入れました。