市政の動き−市政の動き
【17.09.22】9月議会終わりました
布袋駅東地区の土地購入に反対
9月22日(金)、江南市議会9月定例会最終日。
日本共産党議員団は、提案されていたH29年度補正予算、H28年度決算認定、請願、意見書など23議案に対して4議案に反対、19議案に賛成しました。
住宅リフォーム促進事業助成制度に関する請願(全愛知建設労働組合尾北支部からの請願)は、江南クラブが「市財政が厳しい」などの理由で反対しましたが、賛成多数で採択されました。
日本共産党議員団が反対討論を行ったのは次の議案です。
1. 市税条例の一部改正について(東議員が討論)
法人市民税法人税割の税率の引き下げ分を国税化し地方交付税の原資にする改正だが、江南市にとって減収分が本当に補填されるか疑問。消費税10%への増税を前提にした「改正」には反対。
2. H29年度一般会計補正予算(掛布議員が討論)
布袋駅東複合公共施設整備事業の用地取得費3億8,468万円は、全体9,000平方メートルの約半分について地権者の売却同意が得られていないままの予算提案となっている。借地のまま事業を継続するのはリスクが大きい。また、事業用地の取得費を考慮にいれない、財政縮減効果VFMの算出は疑問。
3. H28年度一般会計決算認定(森議員が討論)
市民生活がアベノミクスで困難になるなか、市税国保税の滞納差し押さえが急増。高齢者福祉施策の後退(介護手当、紙おむつ支給、訪問理美容の対象縮小)。布袋本町通り線、布袋駅東地域の過大な道路拡幅整備などに12億円もの多額の事業を行う一方で、切実な市民要求(小中学校のエアコン設置、トイレ改修、公共交通網整備など)が後回しに。新ごみ処理施設は地元同意、地権者同意も完全にとらないまま、見切り発車で組合を設立。市役所の非正規職員増大の是正、特に現業職員の退職不補充の撤回を。
4. H28年度後期高齢者医療特別会計決算認定(森議員が討論)
高齢者を年齢で囲い込み、まずしい医療を押し付け。2年毎に値上げする仕組みの後期高齢者医療保険料に反対。