市政の動き−市政の動き
【16.08.06】ペーパーレス議会を検討へ
ICT推進検討委員会が発足
効率的で迅速な議会運営、議会の活性化など、さらなる議会改革をめざす手段の一つとして、タブレット端末を利用したペーパーレス会議システムやグループウェア導入、市民への情報発信の強化などを検討するICT推進検討委員会が7月に発足。
10月初めまでに検討結果をまとめ,来年度導入をめざすべく、会議と研修が精力的に行われています。
ICT推進検討委員会のメンバーは、市議会議員7名(各会派から1〜2名)、市職員4名(議会事務局2名、総務課2名)。委員長は藤岡議員、副委員長は中野議員。党議員団からは、掛布が参加しています。
これまでに、当委員会とは別に3月末に議会広報特別委員会で安城市議会を視察。6月には、「ペーパーレス会議システムの概要説明と実機体験」の研修会を、元逗子市議で現在自治体むけにICT機器による業務改革の提案、講演会活動をおこなっている(株)東京インタープレイの君島雄一郎氏を招いて、全議員、市長など市幹部の参加で実施。
8月8日(月)には、市議会、市ともにタブレット端末を導入している、三重県尾鷲市議会をICT推進検討委員会で視察する予定になっています。
全国各地の議会で、ペーパーレス会議が少しずつ広がっているようです。しかし導入したものの、充分に機能していない議会もあるのが実情とか。形だけ整えても、議員活動の活性化が伴わなければ意味がありません。また、ICT機器に手慣れた議員と不得手の議員の格差の問題も。タブレット購入や通信費に公費を投入する是非もしっかりと検討しなければなりません。