市政の動き−市政の動き
【16.06.14】大荒れの小渕地区説明会
同意なしの建設地決定に抗議相次ぐ
6月12日(日)、2市2町が中般若町北浦地区を新ごみ処理施設の建設地と決定して以後、初の地元説明会が、最後まで反対していた扶桑町小渕地区で開催されました。党議員団2人が傍聴しました。
説明会には、江南・犬山・扶桑・大口の各市町首長がそろって参加。建設地決定までの経緯や今後の進め方、地元区と2市2町が交わす確約書案について、説明し協議する予定でした。
しかし冒頭、参加の区民からいきなり「今日の説明会の目的は何か」「決定してから来るとは何事か。こんな理不尽な話はない、説明会以前の問題だ。」と、約束を破った2市2町への憤りから、語気を強め非難する小渕区民の発言が続いて大荒れ。
結局、この日の集まりでは「これまでの経緯」を説明しただけで、予定した項目の半分も説明することなく終了。
2市2町、特に江南市は、すでに地権者同意の取得にむけて動いており、今年8月にも地元住民や議会代表、市町側からなる施設整備検討委員会を発足させ、今年度中には国交付金の申請手続きを始める予定を立てていますが、小渕の怒りを前にして、当然のことながら予定は大幅な変更、見直しを迫られるのではないでしょうか。