市政の動き−市政の動き

【16.05.13】5月臨時議会、新体育館建設予算を可決

2018年5月にオープン予定

  市議会5月臨時会が開会中。12日には新体育館建設工事を含む一般会計補正予算案が提案されました。

新体育館は今年夏頃に市民プールを取り壊し、跡地に9月下旬以降〜2018年3月末の工期で、建設工事を進める予定。すでに、市民プール取り壊しと関連工事費1億543万円は当初予算で計上済み。今回の補正予算では、2か年の継続費として新体育館建設工事33億1726万5千円が提案されました。(図は、新体育館の外観イメージ・南面より)

これまでスポーツ関係者などで構成する建設検討委員会で協議を重ね、2014年3月に基本計画を策定。基本設計、実施設計を経て、いよいよ建設工事が始まります。

資材費高騰や労務単価の上昇で事業費が大幅に増大。実施設計段階で構造の一部変更など経費縮小の努力が図られたものの、結果的には総額で40億円に近い大事業となりました。

新体育館は、公式規格のバスケットボールコートが2面とれるメインアリーナ、1面とれるサブアリーナ、スポーツラウンジ、トレーニングルーム、フィットネススタジオ、親子リズム室、会議室、他に防災備蓄倉庫も備え、延床面積は現体育館の1.8倍に広がります。

議案審議で党議員団は、財源の国補助金がわずか4億5350万円と少なく、21億4770万円もの地方債を充てるため地方債残高が一挙に膨らむこと、来年度必要な一般財源が約7億円にもなり、新体育館建設が市財政全般に及ぼす影響が大きいことを指摘。

不要不急の事業を削減し、市民サービスへしわ寄せしないよう求めました。また、10万人都市・江南に8000平方メートルの広い体育館が適切な規模なのかを質し、JV(共同企業体)が発注対象となる巨額工事に地元業者が参画できるよう契約上の配慮を求めました。

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