市政の動き−市政の動き
【15.12.20】公民館等の値上げ問題で懇談会開催
市や議会は利用者の実態と生の声に耳を
江南市が発表した公民館等の有料化・値上げスケジュール案について、日本共産党議員団は利用者である各種のサークル団体、市民の皆さんに現状を報告し、意見や要望をお聞きする懇談会を19日に開催しました。
市は、2017年4月の消費税10%引き上げと同時期に、公民館や学供等公共施設の有料化、値上げを実施するためのスケジュール案を発表しました。これによると、来年2月頃までに見直しの根拠や考え方をまとめ、3月には値上げや有料化の具体的金額を明らかにしないまま、市民の意見を聞くパブリックコメントを行い、改定金額は7月頃に決定し9月議会に諮り、決めていこうとしています。
有料化、値上げ計画に危機感をもった方々が多く、部屋いっぱいの予想以上の参加者で、口々に有料化反対、市長や議会はもっと市民、利用者の実態と生の声を聞いてほしいと訴えられました。
主な意見は、「値上げの時期が消費税引き上げ時期に連動しているは、とんでもない。」「有料化、値上げの提案は、金額を具体的に示し、市民、利用者と時間をかけて話し合いをして、納得の上ですすめてほしい。」「このような市民不在のすすめ方はおかしいし、値上げ有料化する根拠も明確でない。」「会費を徴収しているが少ない年金より出しており、生活に余裕がない人が多い。値上げになったら、サークルを止める人がかなり出てくる。家にこもって出かけなくなり、健康維持ができなくなるのは目に見えている。」などでした。
党議員団はこれからも懇談会を開催して、意見を市当局へ届けていきます。