【15.07.30】世界平和を願うパネル展、開催中

国際平和都市宣言のまち、江南として

　江南市の「世界平和を願うパネル展」が開催中です。市民文化会館展示室での展示が７月30日に終わり、７月31日から８月７日までは、すいとぴあ江南で展示される予定です。

　昨年は、原爆パネルや空襲記録の約半分が、突然、自衛隊の災害救援活動の写真に入れ替わってしまいました。なぜ平和パネル展に自衛隊かと、抗議をするとともに市議会で取り上げてきました。

　今年は、自衛隊の写真はごく一部となり、従来の原爆パネル展示に戻っていて安心しました。

　また、沖縄戦で戦死した村久野出身の兵士（青山さん）の「寄せ書き日の丸」が初めて展示されました。沖縄で米兵に持ち去られてアメリカに渡っていましたが、返還運動の結果、昨年末約７０年ぶりに遺族に返還されたという、大変貴重な資料です。

　他にも、古知野北小学校に残っていた、日露戦争時の多数の軍事郵便が初めて展示されました。和勝村（現在の和田町、勝佐町）出身の兵士と村役場（村長）とのやりとりです。

ぜひ、平和パネル展にお出かけください。