市政の動き−市政の動き

【15.07.23】第1回の市総合教育会議を傍聴

教育委員会って何?

  2014年6月に成立し今年4月に施行された、教育委員会制度の「改正」に基づいて、市長と教育委員会が連携して教育行政の推進を図ることを目的とした総合教育会議が7月23日に開催されました。
初の総合教育会議がどのようなものなのか、傍聴しました。
 
議題は、教育に関する大綱の策定についてと、市長と教育委員との意見交換が主でした。会議は市長が主催し議長役で進行。教育大綱を今年度末までに策定するスケジュールが決められました。

意見交換では教育委員から小中学校普通教室へのエアコン設置やトイレの洋式化、学校施設の改造の必要性が語られ、全く同感でしたが、コミュニティスクールを市内全校で早期実施すべきとの意見や、その理由は納得できませんでした。もっと説得力ある必要性の説明と先進自治体等の例示、十分な研究が必要ではないでしょうか。

総合教育会議は、市長と教育委員会とが独立・対等な執行機関として、協議・調整を行う場ということですが、そのようには感じられませんでした。教育委員会って何なのか、ますますその役割が問われます。

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