【15.03.16】市主催講演会で櫻井よしこ氏が政治的発言

公正・中立の立場を大きく逸脱

３月１４日の市制６０周年記念講演会で、講師の櫻井よしこ氏は主催者である市教委から、政治的発言をしないよう再三にわたり要請されていたにもかかわらず、これを無視。従軍慰安婦について日本軍の関与を否定するかのような発言や、神話の時代から続いてきたとする天皇制礼賛など、自身の政治信条に基づく発言を展開したことが参加者の話から確認できました。　

党議員団は立候補予定者説明会が同時刻に開催されたため、講演会には参加できませんでした。

しかし講演を聞いた複数の市民から党議員団に対し「櫻井氏の発言は、政治的公正・中立性が求められる市主催講演会であってはならない発言」「９条の会が櫻井氏に対し政治的発言をしないよう圧力をかけ、憲法が保障する言論・表現の自由を抑圧したなど、櫻井氏は事実に反する発言で９条の会を中傷した」などの訴えが寄せられました。

これが事実であるならば重大問題です。３月定例会最終日の１６日、日本共産党議員団は、緊急質問の動議を提出し事実確認を要求しましたが、議長に却下されてしまいました。