市政の動き−市政の動き
【14.12.28】介護保険料大幅値上げの計画案
介護保険改悪の具体化が市民に押し寄せる
安倍政権によって介護保険制度の大改悪が行われましたが、その具体化が江南市民の身に押し寄せようとしています。
12月26日の江南市議会全員協議会に、「改定」介護保険制度にもとづく第6期江南市介護保険事業計画案(平成27〜29年度)が示されました。
内容は愕然とするもので、65歳以上の介護保険料基準額を現在の月額4,177円から月額5,104円(介護報酬改定がなければ5,039円)へ大幅な値上げ。一定以上所得者の利用料を2割にあげるなどの負担増、平成29年度から要支援のホームヘルプとデイサービスを保険給付から外し市町村の地域支援事業に移すサービス削減。
また、特別養護老人ホームや老人保健施設、グルームホームなどの入所施設は、今年度入札不調で先送りになった施設以外は新たな整備計画はまったく無し。
これでは、必要な介護が受けられない介護難民が続出し、今でも消費税増税や物価値上がり、年金の減少で苦しんでいる高齢者をいっそう追い詰めることになるのは必至です。
年明け1月9日から1ヶ月間がパブリックコメントの期間です。市民のみなさんが改悪反対の声をどしどし挙げていくことが必要です。