市政の動き−市政の動き
【14.05.11】医療・介護の一体改悪を許さず
高齢者実態調査に切実な願い
来年度から3ヵ年の第6期介護保険、高齢者福祉計画の策定にあたり、江南市が昨年11月〜12月に行った「介護保険及び高齢者福祉実態調査」の報告書がまとまり、議員に配布されました。
この調査は、一般高齢者2000人と要支援・要介護認定者1000人を対象に行ったもの。回収率がそれぞれ61.2%と85.7%と高く、3年前のほぼ同様の調査との比較もでき、自由記入意見欄には高齢者の方々の切実な声があふれており、とても参考になります。
国会で審議中の医療・介護の一体改悪を想定し、在宅医療・在宅介護に関連する設問が新たに設けられており気にかかりました。また、施設介護を望んでも希望が持てない不安や介護保険料の負担の重さ、高齢者が安心して暮らせる生活環境整備を求める声が目につきました。
高齢者の交通、移動手段の整備を求める意見が、3年前に比べて増加しているのは、江南市内に公共 交通空白地域が広く残されており、いこまいCAR予約便だけでは不十分なことを表しているのではないでしょうか。
医療・介護の一体改悪を許さず社会保障充実を求める運動、高齢者の生活の足の確保を求める運動を強めて行かなくてはなりません。