市政の動き−市政の動き
【13.03.16】北朝鮮の核実験に抗議する決議を採択して閉会
江南市の3月定例議会は、3月13日(水)に閉会しました。
市長が提案した議案30件のうち、職員の退職金を、3月末で定年退職を迎える職員から突然減額する議案(24年度約150万円 25年度約300万円 26年度約400万円のカット)と、それに関連する補正予算。55歳以上の職員の昇給をストップする給与条例の改正、後期高齢者医療制度特別会計、布袋本町通線など不要不急の事業に多額の税金が投入されている一般会計当初予算など5件について、討論で反対理由を明らかにし反対しました。
「北朝鮮の核実験に抗議する決議」を全会一致で採択しました。
2月22日に開会した定例会を前に、日本共産党議員団から各会派に、核実験に抗議する決議の提案をしたところ全会派が賛同し、決議案を各派代表者会議で取りまとめ、全会派が提案者となって、議会最終日に決議の採択となりました。
決議は、2月12日に3回目の核実験を強行した北朝鮮に対し「安保理決議に違反し、人類の生存を脅かし世界の人々を不安に陥れる暴挙であり許し難い行為であり、核軍縮、核不拡散の取り組みに挑戦する極めて遺憾な行為である。
江南市は、国際平和都市宣言を行い、国際社会の平和を希求し活動しており、世界の平和と核廃絶に背を向ける行為に厳重に抗議する。
北朝鮮が、国際社会の一員として核実験および安保理決議に違反する行為を行わないよう強く求める」(一部省略)と結んでいます。
この決議は、国連を通して朝鮮民主主義人民共和国 国防委員会第一委員長 金正恩氏宛てに送付されます。
また年金者組合から提出された「国に年金2.5%の削減中止の意見書提出を求める請願書」は日本共産党議員団と山としひろ議員の賛成のみで不採択となってしまいました。日本共産党議員団はかけのまち子議員が賛成討論を行いました。