市政の動き−市政の動き

【09.02.03】環境美化センターごみ焼却処理施設の大規模修繕に19億円ー江南市議会臨時議会

今年から3年かけて大規模修繕

 2月2日(月)江南市議会臨時議会が開かれました。
議題は、江南丹羽環境美化センターの大規模修繕について、各自治体の負担割合を確定すること。今後の費用負担について債務負担行為を議決することにあります。
 大口町にある環境美化センターごみ焼却処理施設(処理方式・旋回流型流動床式)は、1962年(昭和57年)11月に建設・稼働し、26年余が経過しています。この間1999年〜2001年(平成11年〜13年)にダイオキシン対策として排ガス高度処理施設整備工事を11億円余をかけておこないました。
 さらにこれから10年ほど安定稼働させるために、本格的な修繕を行うことになったものです。今年から3カ年計画で、2炉ある施設を1炉ずつ改修し、焼却炉の修繕。ガス冷却室と排ガス冷却器を撤去し、統合して大型のガス冷却室を新設。ろ過式集塵器の増設。誘引通風機の更新等が行われます。
 工事費19億2465万円が予定されていますが、あまりにも高すぎます。
 江南市は、この費用の59.806%を負担します。(大口17.054% 扶桑23.140%)
 工事費の財源内訳は、起債14憶4340万円。一般財源(市町の負担分)5億725万円となり、このうち江南市は、3億336万円余を3年間で負担し、2年据え置きの後起債の償還が始まります。
 日本共産党議員団は、本会議での質疑で、ガス冷却室等の撤去・更新が必要かなど、工事費の根拠等についてただしましたが、議案には賛成しました。
 正式には、2月16日に開かれる江南丹羽環境管理組合議会で審議・採決されます。

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