活動日誌−東奔西走
【22.10.15】介護保険学習会に参加
史上最悪の介護保険改定を止めよう
10月15日、新婦人江南支部主催の介護保険学習会に参加しました。
講師は愛知社保協理事の吉田孫之さん。
2024年度から政府が狙っている、史上最悪といわれる介護保険改定案について学習しました。
介護保険は2000年の制度創設から22年目を迎え、改悪につぐ改悪の結果、すでにズタズタ。まさに「保険あって介護なし」「国家的詐欺」の状態です。
これに輪をかけて改悪しようとしている中味は、要介護1、2のサービス削減、ケアプランの有料化、利用料負担2割、3割の対象拡大、福祉用具の一部の貸与から購入への変更など、負担増と給付削減が目白押し。
介護従事者は安い給料ときつい仕事のせいで、大幅な不足状態。
特養など安心して入所できる施設も全く足りません。
国民負担をどんどん増やし、使えない介護保険制度にして公費負担を減らす大改悪の向かう先は、軍事費倍増の戦争する国か。
しかも、2023年1月からの通常国会での審議で決められると思っていたら、国会審議を通さず決定されてしまう怖れまで出ているとのこと。解決の道は、国庫負担割合の拡大しかない。と明快な結論でした。
地域での介護保険学習会と改悪反対の署名を広げていきましょう。