活動日誌−東奔西走
【18.04.24】市内初の認定子ども園を訪問
自園調理への切り替えで、好評な給食
議員団3人で、「認定こども園グレイス」を訪問しました。園長から詳しく説明を受けたあと、施設内を見学。5歳児クラスで子どもたちといっしょに自園調理の給食をいただきました。
従来型幼稚園から施設型給付幼稚園に移行して2年。江南第二幼稚園は昨年度、国や市からの補助金をうけて保育室や調理室を増築。
3歳未満児(定員30人)、幼・保の3歳以上児(定員150人)の幼保連携型認定子ども園グレイスとして4月1日に開園したばかり。3未満児は定員一杯。3歳以上児もほぼ定員に達しているとのことでした。
3歳児以上のクラスでは、いわゆる幼稚園児と保育園児を同じクラスで保育をしています。
保育教育時間の違い、制服、給食費負担の違い、保護者の送迎、通園バスの利用、上乗せ実費徴収、スイミングや英語などの実施について、幼稚園児と保育園児を、どう区別し保護者の理解を得ているのか? 子どもたちの園生活に負担のかからないようにしているのか? 夏休み期間中の対応は? 預かり保育は?など、次々に湧いてくる疑問に丁寧に答えていただきました。
特に注目したのは、昨年度までは外部搬入のお弁当を園児らに食べさせていたのに対し、4月からは、幼稚園児もふくめ全園児が、自園調理の温かい給食を食べられるように変更した点です。
見学した給食調理室では、2つの大きなガス炊飯器でご飯を炊いていました。
園長は「子どもたちが、美味しいと喜んで食べてくれるようになり、残飯が減った。保護者にも満足してもらっている。手作りおやつも出している」と自園調理の給食の良さ、手応えを語ってくれました。
江南市はグレイスとは反対の方向に向かっています。
自園調理の保育園給食を給食センターからの搬入に変更しようと計画策定を進めています。本当に、この方向で良いのかどうか、立ち止まってしっかりと考え直す必要があります。