活動日誌−東奔西走
【17.05.21】「市政よもやま塾」で公共交通の現状を学ぶ
タウンバスを実現する会が総会
5月21日(日)、布袋ふれあい会館で、タウンバスを実現する会が第4回総会を開催。
第一部は、市民サービス課職員を講師とした市内公共交通についての「市政よもやま塾」。名鉄バスやいこまいCAR、高齢者・障がい者福祉タクシー助成の利用状況の説明や、昨年度市が行った地域公共交通を語る会、利用者アンケート結果をもとにした「公共交通の実態まとめ」と「今後の対応方針」についての説明に耳を傾けました。
将来的な方向性については「まちづくりの方向性・地域の機運の高まりが見えた時点で、公共交通の再編を改めて検討する」との説明。
「地域の機運を高めるために、市の方から地域へ働きかけているのか」「区長などは、区の防災防犯、区の行事、祭りなどで手一杯。地域福祉や地域交通まで手が回らない」「公共交通という以上、採算は二の次にするべきだ。公共交通が不便なところほど高齢化率が高く、ますます地域格差が広がっているのではないか」「尾北の市町共同で公共交通網整備を検討したらどうか」などの意見・要望が出されました。
布袋駅の鉄道高架化が進み、駅周辺の公共交通網整備の要望も高まることが予想されることから、今後も運動を全市的に広げ、地域格差をなくし市内どこでも便利な公共交通網の実現を求め、粘り強く運動を継続していくことを確認しました。(下写真は布袋駅高架化工事の様子)