活動日誌−東奔西走
【14.07.09】また行きたくなる素敵な図書館がほしいね
田原市中央図書館を訪問しました
7月9日、県内でも図書館活動が活発な田原市中央図書館を、江南市の図書館を考える会(準備会)のメンバー10人で訪問しました。
図書館の施設は緑の中庭が6つもあり、全体が非常に長細いつくりで、開架室が分野ごとに小さな房のように別れています。小部屋に入ったような非常に落ち着ける空間です。
子どものコーナーと、大人が読書や調べ物をするコーナーが離れているために、静かな環境が保たれています。また、ソファーや椅子が各所に数多く配置され、中庭にある緑を見ながら座れるようになっています。一日中でもいたくなる、心地よい空間です。
この図書館の特徴は、公立図書館を市民の知る権利を保障する唯一の機関と位置づけ、市民の暮らしと仕事、地域づくりを情報面から支援していることです。
調べものの相談をする?マークのレファレンスコーナーが、目立つ場所に設置されています。
また、田原市に関する出版物や田原市出身の著作の収集、新聞5紙に掲載された田原市に関する記事を切り抜いて画像ファイル化し、見出しをデーターベースに蓄積。見出しは図書館ホームページで検索できるようになっています。専門書が多く、単に読書のための本を借りる場だけではなく、調べ物がきちんとできる場になっています。
小中学校司書との連携による、子どもの頃から読書に親しむ習慣をつける取り組みや、先生と協力して、図書館の利用の仕方を勉強できるような取り組みも行なっています。子ども読書活動推進計画を、今年度、生涯読書推進計画としてバージョンアップする予定とのことでした。
田原市の市民アンケートで「外からきた人を連れていきたい施設」のNo.1が図書館だと聞いていましたが、実際に訪問してすっかり納得できました。