活動日誌−東奔西走
【13.11.10】子どもたちに確かな学びを
古知野北小学校の研究発表会に参加
11月8日、市立古知野北小学校の研究発表会に参加しました。昨年度から2年がかりで「確かな学びを育む授業づくり・自分のことばで表現できる児童の育成」をテーマに授業研究・実践に取り組んでこられた古北小の先生方。
この日は集大成の発表会で、全クラスの公開授業と研究発表、大学院教授による講評と講演があり、丹葉管内の市町教育委員会や各校の校長はじめ先生方、地元市民が参加しました。
授業の様々な工夫、読書環境の整備などを通して、子どもたちの言語活動を高め思考力を深める取り組みを徹底的に追求し、確かな成果が現れるまでになっていました。研究のための研究とは違い、今回の実践を通し子どもたちはもちろん、先生方も着実に成長されているのはすごいことだと感じました。
とはいえ、研究推進会議、冊子編集や授業指導案集、校内環境整備等々、この日のためにどれほどの時間と労力が注がれたことでしょうか。先生方の健康状態が気になりました。
全国的に過労死ライン超えの時間外労働を強いられる多忙な教職員の働き方が大問題になっています。
教職員が心身ともに健康で、もっと子どもたちのために笑顔で頑張れるよう、教職員定数の抜本的な改善、少人数学級の推進、時間外手当の支給など、国の教育予算の大幅な増額が必要です。 (掛布まち子記)