活動日誌−東奔西走

【12.10.24】自治体キャラバンに要請行動、江南に

福祉、医療、介護の拡充を要請

   県内すべての自治体に対し医療・福祉・介護など社会保障の拡充を要請する「2012年愛知自治体キャラバン」が、10月24日、江南市役所を訪問。江南市民や自治労連関係者など23人が参加し、江南市側は副市長、健康福祉部長、関係各課の課長など12人が応対しました。

 事前に送付した請願・陳情項目に対するアンケート回答の中の、とくに重点項目について懇談。「県地方税滞納整理機構に送られた滞納者が、機構職員から人権侵害の言葉を浴びせられた。機構から脱退するべきだ。滞納整理目的ではなく、滞納者のくらしが立ち行くよう、福祉分野の対応を合わせて考えてほしい」

「一人暮らし非課税高齢者に対する医療費助成を、県制度後退に合わせ江南市は廃止したが、県内の大半の自治体が独自に維持している。ぜひ復活を。また県の福祉医療制度の縮小の動きに対し、江南市からも存続要望を強く上げてほしい」、そのほか、精神障害者医療費助成の現物給付化の要望や、ホームヘルパー利用料の低所得者減免の継続、障害者控除対象者認定書の送付要望など、切実な願いが出されました。

 市は来年度の予算編成作業中。「財源見通しが厳しい・・・」(副市長)と市民要望を先送りするのでなく、ムダを削り知恵を絞って、増税と負担増に苦しめられる市民生活を支える市の本来の役割を果たしてほしいものです。

 

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