活動日誌−東奔西走
【12.10.15】今なお青春=60〜70年代の青年運動の歴史
出版記念のつどい=畑田先生も出席
10月6日(土)の午後、横浜で「駆け抜けた青春ー今なお青し」の出版記念の集いが開かれ、とんぼ返りで出席してきました。
1960年代から70年代に神奈川の青年運動にかかわった人たちが、その青春の記憶と歴史を残そうと昨年から編集に取り組みついに出版となったもの。
神奈川県は沖縄に次ぐ米軍基地が集中し、ベトナム戦争の際にはアメリカ軍の前線基地となったところ。安保闘争からベトナム反戦運動の最先端で闘った神奈川の青年運動の歴史でもあり、今を生きる青年たちへのメッセージともなっている。
安保改定から50年余。来賓で参加された国際政治学者の畑田重雄先生は「原発・TPPもオスプレイの配備も根底に安保があり、諸悪の根源が安保にあることを、多くの国民が気づいてきている。この記録集が出版された意味は大変大きい。60年代に神奈川の青年たちが始めた『安保学ぶ安保学校』は大きな力を発揮した」として、「90歳になった今年、安保を語るため、全国を講演して回ることにした」と圧倒される迫力であいさつされました。
50年前青春真っ盛りで、社会に挑んだ青年たちは、今なお青春の気概を持って、私のように議員になったもの、年金者組合や原水爆禁止運動、山の会など趣味と特技を生かした活動など、それぞれの地域で活き活きと活動している姿に触れることができました。(森 ケイ子記)
写真は、(上)編集委員のみなさん (中)畑田先生
冊子は、「駆け抜けた青春ー今なお青し 1960年〜70年代初頭の神奈川の青年運動の記録」1200円(税込) 本の泉社刊