活動日誌−東奔西走

【11.06.04】保育園民営化説明会で不安の声次々

古西保育園の民営化説明会で不安の声次々に

   古西保育園を民営化しようと計画中の市は、保護者への説明会を6月4日開催し3人の党市議団も参加しました。
 市は今年度中に指定管理者を選定し、来年度1年間の移行期間を経て、H25年度から民営化をねらっています。保護者や市民の強い反対運動を押し切ってH21年度から民営化された布袋北保育園では、当初20人体制の保育士など職員が、2年間で19人も辞めています。この事実を目の当たりにした若いお母さん、お父さんら保護者の民営化への不安は大変強いものがあります。2時間にわたった説明会では質問の手が次々に挙がりました。

 「布袋北では、1年間に子どもの担任が3回もかわった」「結局、民営化では十分な給与や福利厚生などは望めず、充実感をもって保育士さんたちが働けないのではないか」「民営化後2年間の布袋北保育園は混乱状態。人格形成期の幼児の1年1年の大切さを考えてほしい」「民間企業はいつ倒産するかわからない。倒産したら子どもたちはどうなるのか」など、厳しい意見も相次ぎました。
 「布袋北保育園民営化でコストはいくら削減できたのか?」という、当然の質問にも「データがない」という市側の答弁。これでは保護者は納得できないでしょう。説明会は、7月にも再度開催される予定です。

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