活動日誌−東奔西走
【10.05.30】「ごみをだす」住民の協力こそがごみ問題解決の基本!
新ごみ処理施設について考える講演とシンポのつどい
5月30日午後1時から江南市民文化会館の美術工芸室で「どうする?ごみ問題、新ごみ処理施設について考える講演とシンポジウムのつどい」が日本共産党一宮・尾北地区委員会の主催で開かれました。
講師はごみ・環境問題の専門家で、元国会議員の岩佐恵美さん。シンポは行政から大口町環境課の竹本さん、建設候補地の近くに住む野呂さん、犬山市会議員の岡さんをパネラーに掛布さんの進行で行われました。
岩佐さんは、前日も松阪市でシンポに出席するなど、全国のごみ問題が起きている地域を回り、現地に出向いて、住民とともにごみ問題に携わっている方です。
講演では、日本のごみ問題の実態を明らかにするとともに、今回の2市2町の広域ごみ処理施設建設問題についても「計画先にありき」になっていないか、まずごみ減量に向けた自治体の取り組み、とりわけ事業系ごみの減量化対策や資源化率の目標を明確にして取り組むことの必要性について力説。
シンポでは、それぞれの立場からの報告があり、会場からも「広域ブロック事業化計画の位置づけ」や、候補地の近くに住む人からの発言、焼却場で働く人からの発言もあり、私たち議員としても多くの課題と宿題をもらいましたが、今後の取り組みに展望が持てる集いになりました。参加者からは「ゴミ問題の本質がわかってよかった」などの感想が寄せられました。改めて「ごみを出す住民と行政が協力することがごみ問題解決の基本」「行政のトップダウンは最悪」との言葉を肝に銘じていきたいと思います。