活動日誌−東奔西走

【10.05.07】核兵器のない世界を。ニューヨーク市民行動に行って来ました。

マンハッタンを埋め尽くす核廃絶の署名行動と市民パレード。

 5月3日から始まるNPT再検討会議に向けて全国で世界で署名が取り組まれ、その署名の提出とニューヨーク市民や世界の代表に核兵器の廃絶を訴えようとニューヨーク行動に参加してきました。
 5月1日午前6時29分の名鉄特急でセントレアへ。香港経由で20時間以上飛行機に乗り、ようやくジョンFケネディ空港に予定通り20時55分に到着(日本時間2日の午後2時ころ)
 入国審査を経て、バスで1時間後にホテルの近くに到着(23時30分)。ところがこの日午後6時半ごろ爆破事件があり、車が燃えたとの情報で、ホテル前も完全に封鎖され、入ることができないとのこと。この時点で5時間以上封鎖が続いていることになりいつ解除されるかわからない状態。バスに乗車したまま水やビール、食料を買い込んで事態の進展を待つことに。ホテルに入れたのは午前2時すぎというハプニングからニューヨークの生活が始まりました。
 

  翌2日は、いよいよニューヨークでの署名行動やパレード参加。
 私が参加した新婦人のグループは、午前9時30分にタイムズスクエアーの広場に出かけて早速署名行動。私もメッセージの一杯詰まったこいのぼりや和紙人形のメッセージカードをもって参加。恐るおそる「サインプリーズ」などと言いながら英文の署名用紙を見せると「OK」との返事とともに一緒に来ていた子どもたちもみんな書いてくれて1度に5人もの署名が集まり、持っていたメッセージカードをわたすと歓声を上げて喜んでくれこちらもうれしくなって、次の人へと声をかけることができた。英語に堪能な西部さんの援助で署名が進み、オランダや中国、フランスから来ているという人も署名してくれて、グループでは11人が行動し1時間ほどで102人の署名が集まり、愛知代表団では490人もの署名がこの日の行動で集まったとのこと。

 

 

 午後は1時30分にタイムズスクエアーに集合。広い道路の半分を占拠して集会が始まる。ヒロシマの秋葉市長や被爆者の代表も演説。英語の分かる人の話だと、5大陸の代表にしゃべらせているらしいとのこと。ただノーモアヒロシマ・ナガサキやノーモアWar、Abolish Nuclear Weapons の声がかかると一緒に唱和し、2時間の集会が終わりようやく行進が始まる。
 

  3年前に亡くなられた被爆者の遺影を持って参加された方も。「5年前のニューヨーク行動には参加したんですよ」と。1日も早い核兵器の廃絶を。秋葉市長の演説でも「2020年までの核の廃絶を目標にしているがその時被爆者の平均年齢は86歳になる、時間がないのです」と悲痛な訴えが参加者の心に響きます。

   日本人の隊列のなかに多数の外国人も参加。沿道でも様々なプラカードなどで歓迎と共感が示された。パレードは実に1万人の市民などが参加したとのこと。
 

 

 

  国連のハマーショルド広場に到着したときは、署名の伝達は終わっていましたが、積み上げられた690万人1037人の署名は、確実にカバクテュランNPT会議議長とドゥワルテ国連上級代表に手渡されました。
 志位和夫日本共産党委員長や笠井あきら衆議院議員、井上さとし参議院議員も会場来て市民と交流。
 (森 ケイ子)

 

愛知からの参加者で記念撮影。

2日目以降は次回お知らせします。  

▲ このページの先頭にもどる