活動日誌−東奔西走
【10.02.22】男女共同参画都市を宣言=江南市
実効ある男女共同参画行政を!
2月20日(土)午後、江南市民文化会館大ホールで「江南市男女共同参画宣言都市」記念式典が内閣府の参加のもとに行われました。愛知県でははじめての都市宣言です。
記念式典では、宣言文の群読とともに、都市宣言を記念して募集した一行詩や写真の入賞作品の紹介と表彰が行われました。また内閣府からの報告と弁護士住田裕子さんの記念講演がありました。
男女共同参画基本法が制定されて11年。講演にもありましたが、雇用における女性の正規労働者の割合は46.5%と半数以下であり、短時間労働の1時間当たりの給与格差も男性の48.5%です。政策決定の場への女性の参画を示すジェンダー・エンパワーメント指数は国際比較では58位と低い状態のままです。今年は5年ごとに見直されている男女共同参画基本計画の第3次の計画策定の年にあたり、江南市も基本計画の見直しがされますが、本来なら男女共同参画基本条例を制定すべきであり、担当部局も教育委員会生涯学習課が担当しているというのも基本法や都市宣言の趣旨からもおかしなことです。
真に宣言都市にふさわしい実効ある施策と取り組みが求められます。