活動日誌−東奔西走

【09.06.13】子どもの貧困を考えるシンポジウム

子どもたちに光が見えてくるように

   日本共産党名古屋市議団がシンポジウム「子どもの貧困を考える」をウイルあいちで開催しました。会場いっぱいの参加者で関心の高さを示しています。
昨日一般質問でこの問題を取り上げたばかりで今後の参考になるものと参加しました。
 最初に、しんぶん赤旗の記者で今年の1月から日刊赤旗に「こどもと貧困」を連載した荻野悦子さんが講演。新聞記事には直接登場してこない荻野さんの子どもを通じて集まってくる子どもたちからも「挨拶をしない子」「家に帰りたがらない子供」「両親の離婚とそこに潜むDVや破産」など深刻な実態が明らかになってきます。連載では、教育の現場や保育園で起きている子どもをめぐる貧困の実態がえぐりだされています。エピソードとして連載を読んだ読者から、たくさんのはがきやメールとともに「食べさせてほしいと」米やリンゴも送られてこたとのこと。赤旗読者はほんとうにやさしいと感心。
 記事の中に書かれている「子どもたちが幸せであるために国は何をしなければならないのかを考えなければなりません。そのような政策をとればおのずと子供の数も増えるでしょう。子供の数が増えるだけでなく幸せな子どもが増えることが大事なのです」(安部彩さん)本当にその通りです。そのための運動も始まっています。また新しい連載が間もなくはじまるそうです。
 シンポでは名古屋市が策定した「子ども条例」の紹介、名古屋市議団の活動、保育や小学校、高校の現場からの報告とNPO多文化交流センターまなびや@KYUBANの川口さんから外国籍の子どもと貧困の実情が語られました。
 また比例候補の八田ひろ子さんから日本共産党の取り組みについての報告がありました。選挙で日本共産党が躍進しこの子どもの実態を国会の場で告発し、子供も親も安心し幸せに暮らせる社会を作り上げなければならないと思いました。(森ケイ子記)

▲ このページの先頭にもどる