市政の動き−市政の動き

【25.12.17】12月定例会が閉会しました

12月定例会が閉会しました

  12月17日、江南市議会12月定例会が閉会しました。

今議会に提案された21議案のうち、日本共産党議員団は、1議案に討論を行って反対し、他の20議案は賛成しました。

議論が集中したのは、曽本地区工業用地の開発計画に対し、事実上のGOサインを出す予算(用地周辺道路の測量設計委託料)の是非についてでした。

この審議が付託された、建設産業委員会では採決の結果、賛成3反対3の可否同数となり、委員長裁決の結果、可決。最終日の本会議では、賛成13、反対5、退場1で、可決されました。

反対したのは、日本共産党議員団2人と江政クラブ3人でした。

日本共産党議員団は、16.8haもの優良農地をつぶすべきではない。
埋蔵文化財の包蔵地である予定地で、発掘調査費11億円を市が負担しなければならないこと。

市が周辺整備に費やす約34億円もの経費が莫大で、進出企業の法人市民税・固定資産税の増額分で回収するのに40年以上もかかるなど、開発規模に比べて経費が多く多すぎること。

物価高騰下に10年もかけて開発すれば経費がどこまで膨れ上がるか不安要素が大きいなど、見通しが甘すぎること。

市の財政がひっ迫し、市民に負担増とサービスカットを押し付けながら、一方で費用対効果を度外視した見通しの甘い事業に大判振る舞いは許されないと指摘しました。


以下に、日本共産党議員団の討論を紹介します。
   ここをクリック⇒反対討論(一般会計補正予算)

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