市政の動き−市政の動き
【24.12.18】12月議会の討論を紹介します
12月議会が閉会しました。
12月議会が閉会しました。日本共産党議員団は、提案された12議案と1請願について、市民生活を守り平和行政を推進させる立場にたって、討論を行い、11議案に賛成、1請願に賛成しました。
議員団の討論を紹介します。
掛布議員の討論⇒水道事業補正予算に対する反対討論
三輪陽子議員の討論⇒日本政府に核兵器禁止条約へ調印・批准を求める意見書提出を求める請願
特に、焦点となったのは、ノーベル平和賞を受賞した被爆者団体から提出され、党議員団2人が紹介議員となった
「ノーベル平和賞を受賞した被爆者の願いである、日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書提出を求める請願書」への対応でした。
厚生文教委員会の審議では、賛成2、反対4の賛成少数で、請願は不採択となってしまいました。
最終日の18日本会議では、
採択すべきとの立場から三輪議員が討論。
不採択の立場から、土井紫議員が討論を行い、請願に賛成3人、反対16人で不採択となってしまいました。
今回の請願は、被団協がノーベル平和賞を受賞し、オスロでの授賞式で被団協代表が、受賞を受けて、核兵器も戦争もない世界をめざす感動的な訴えを行い、その報道があった直後の請願審議でした。
最終日の、不採択とすべき立場からの討論では
「核保有国と非核保有国との溝が埋まらない現状で、日本だけが単独で核兵器禁止条約に参加すれば、安全保障環境が不安定になる懸念があり、かえって核使用のリスクを高める怖れさえある」
との驚くべき発言でした。